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2012年面白かったもの バレエ/コンテンポラリダンス/美術編

2012年面白かったもの バレエ/コンテンポラリダンス/美術編です。

バレエ

バレエは今年は自分にしては結構観た割には、観ているときは感動するんだけど、あとまで考えさせられるような印象の深いものはなかったです。バレエは考えるものではないからかもしれないですが。

Kバレエカンパニー「ドン・キホーテ

今年はなぜかKバレエ3本も観てるのですが、これが一番良かった。笑いあり、ロマンスあり、立ち回りありで最後は結婚式ENDと王道なのですが、王道の良さを100%満喫できた作品。

牧阿佐美バレヱ団 「ノートルダム・ド・パリ」

自分にとっては初めてのプティ作品。同じくプティ作品の新国立のこうもりと同時期に観たのですが「モダンバレエ」の香りというか、同時代のペジャールとの対比という意味でも面白かったです。

コンテンポラリダンス

今年はあんまり観てないけど、リスト作ってみると、意外と印象深いものが多かったことに気がつきました。自分はダンスそのものよりも総合芸術としての舞台構成が優れているものが好きなのだとわかります。

ニブロール 「see/saw」

これは上演場所が良かったですね。上演場所とカンパニーの演出の方向性とがピタリと合った作品でした。

冨士山アネット「八」

演劇と見ても外れているし、ダンス作品としても外れている。それが中途半端にならずに一つの確固たる形を形成しているというのはやはりすごいことです。あとこれも花道のような舞台構成が非常に良かった。

Dance to the Future 2012 平山素子振付によるトリプル・ビル

バレエダンサーの能力を生かし切った上で、バレエとは違う動きを見せて、なおかつ完成度が高いという充実の作品群でした。「Butterfly」の新国立のコンテンポラリダンスではあまりない会場の心からの賞賛も良かったです。

Mokk 「F」

全員立ち見で席なし、目の前で変な動きをされるという空間。自分のようなダンサー側では全くない生粋の観客にはかなり面白い体験でした。

バットシェバ舞踊団 「Sadeh21」

いろいろ見るべきところはあると思うのですが、後半の展開と最後が本当に衝撃的でした。本当にこの最後は天才的としかいいようがない。

バナナ学園純情乙女組「翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校」

これ演劇って銘打ってるけど入れます。俺の衝撃のバナ学デビューが理由は仕方ないとはいえ最後になってしまうとは…と思って今HP見たら、ちょうど今日解散公演やってる。全く情報漏れてた…大変悔しいです。

美術

美術も今年は例年より観てないかなあ…20世紀美術史を勉強したり、美学の本を読んだり座学は結構行った一方で、美術そのものへの興味があまりないことに、ある種の矛盾を感じた部分もありました。

ボストン美術館

日本画ではやっぱりこれでしょう。曽我蕭白ファンとしても雲龍図には感動しましたし、当時読んでいたハウス・オブ・ヤマナカとの関連で、海外の目から見た日本美術のポイントという意味でも面白かったです。

ひっくりかえる展

現代美術という行為にフレーミングするとは。そして現代美術という形に以外フレーミングできない行為とは、そしてフレーミングが行為に与える意味とはなどいろいろ考えました。

川村清雄展

作品そのものよりも、美術史における位置づけの方が面白いというえらく変わった展覧会です。早すぎた天才とはまさにこのこと。


最初にも言いましたが今年は自分的には歴史の年でしたね。
まったくまとまっていないですが、来年もよろしくお願いします。