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モーリス・ベジャール・バレエ団 2013日本公演

モーリス・ベジャール・バレエ団 2013日本公演観てきました。俺的2013年ベジャール三部作の第二部です。やはり良かったです。

ディオソニス組曲は途中までちょっと体調悪くて集中できなかったのですが、最後で目が覚めました。男性だけで、踊りそのものはバレエ的なのですが、それをブレイクダンスのダンス対決的なノリでやるというか。それが古代の祝祭的雰囲気になるんですよ。後のボレロとは全く違う方向性で。何を言ってるのかよくわからんと思いますが。こういうやり方があるのかと。

シンコペはベジャールでなくてジル・ロマンですが、これはこれでまた違った方向で良かったです。いい意味で現代的ですね。音楽とか美術についてはベジャール作品は若干時代を感じさせる部分がありますし。

自分の中ではこれはダメな大人のための「くるみ割り人形」なのですが、舞台として次に何が来るのかという緊張感があり飽きません。舞台構成としてはむしろシンプルで、あくまで動きと衣装で見せるという。モニターや観客席で観ているだけの観客に対し、ちょっとシニカルな視点もいいです。ダメ人間ですいませんという気持ちにちょっとなります。

ボレロは自分は2回目なのである程度冷静に観たのですが、20世紀を代表する舞踊として間違いなく入るであろう、実に20世紀的な完璧さです。何度観ても凄いと思います。

一つ残念だったのが前から3列目だったため、前の人の頭で舞台中央が見えづらかったこと。東京文化会館は席によってはS席でもかなり見えづらいですね。近くだったのでダンサーの汗が飛び散るところまで見えるという迫力はあって、それは良かったですね。