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Appleが嫌いな理由

自分の周りの友人、同僚とも8割がiPhoneユーザーという環境にいるためあまりおおっぴらには言わないが、自分はAppleが嫌いだ。その理由を書こうと思う。

1. Appleは凄いと心の底から思う
2. Appleの描く未来は自分にとってはつまらない
3. 一部IT系Appleユーザの耐えられない軽さ

1. Appleは凄いと心の底から思う

まず最初に言っておくのは、Appleの凄さについては全面的に同意するということ。むしろ凄すぎるから嫌いなのである。

改めて書くまでもないと思うが、PalmやS60を使ってきたモバイルオタクとして、そして仕事でもモバイル系をやっていた業界人として、iPhoneは本当に衝撃的だった。おおきくわけてその凄さは3点。

1) 指タップによるUI
2) AppStoreによるアプリの導線の簡略化と課金システム
3) iPadによるプラットフォーム拡大戦略

詳しくは説明不要なので略。Macもあるけど同時代性としての衝撃はなかったし、iPodは音楽に興味のない自分にとってはiPhoneの露払いとしての意味しかない。

2. Appleの描く未来は自分にとってはつまらない

Appleのエコシステムの特徴は徹底した垂直統合モデルである。要するにデバイス、OS、アプリ配布については絶対不可侵の領域とされ、それ以外の領域でのみビジネスが可能となっている。

これ自体はMicrosoftでも任天堂でも同じではと言われそうだが、Appleの場合その閉鎖層の広さと徹底のレベルが異なる。これによるメリットは開発者にとってもユーザーにとっても多くある。

しかし、仮にiPhoneが日本の携帯の8割を占めるようになったとして、そんな不自由な世界は自分にとってつまらない。そんな未来は全力で拒否したい。

Androidも売れてるしそんなことないのではと言われそうだが、Androidが失敗した日本においてはiPhoneが8割であとはガラケーという未来は結構現実味がある。

既に小学生向け端末(みまもりケータイ等)を除くと、Softbankは8割がiPhoneで、auも半分はiPhone。ドコモが今秋iPhoneを導入したら、保守的なドコモユーザーは8割はiPhoneになるんじゃないだろうか。

3. 一部IT系Appleユーザの耐えられない軽さ

IT業界では2000年頃からオープンソースバブル的な流れがあって、結局のところビジネス的にはオープンソースは負けたというのはだいたい一致するのではないか。その象徴がAppleOracleだと思う。

もちろんオープンソースはそれ以前からあって、今もサーバ側や開発プラットフォームとしてのオープンソースは活況だ。Androidオープンソースだけど、ああいう「買った会社のソースを全公開します」的な流れが本当にオープンソースなのかというと疑問な気もする。

ここで「一部IT系Appleユーザ」というのは、Microsoftがかつて今のAppleと同じくらい強大な力を持っていた頃にアンチMSとしてオープンソースを支持しており、Appleの支配となると手のひらを返したように絶賛し、「MSの独占は悪い独占、Appleの独占はいい独占、オープンソース万歳」と言うユーザのことである。

個人的にはオープンソース信者でも全くないのだが、論理の一貫性が全くない態度にはうんざりする。

またIT系の会社で良くある、組織の一番えらい人だけがMacBook使ってて、他はWindowsみたいなのを見るのも嫌だ。社長室にのみ高い椅子があるのとあまり変わらない感じがする。そして「Macに対応してないのはけしからん」とか文句を言う。もちろん開発に必要だから全員Mac使うなら別にいいのだが。

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