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ユリ熊嵐

ユリ熊嵐最終話まで見た。嫌いじゃないけど、正直ウテナやピンドラに比べて最後までピンと来なかった気がする。

やってる事自体はウテナやピンドラと驚くほど何も変わらない。好きな相手のために何ができるか。それ自体が今回1クールと短いのもあって他作品よりも直接的に表現されている。

今回わかりにくいのは「好き」の関係性だと思う。今回はほぼ全ての登場人物が女性で、好きの関係が全て「百合」になっている。ポイントは百合と言っても、単純に男女の恋愛を女性同士に置き換えた感情とはまた別物ではないかと思うところではないか。

紅羽と純花の関係は男女の関係をかなり当てはめやすい。しかしメインの紅羽と銀子の関係は最後まで対等な関係であって、男女のロールが存在しないように思える。

作品では"友達"としか呼ばれないが、あきらかにそれを越えた何か。でも恋愛とは違う。宗教でもない。それを巡る物語が、正直自分の物語として消化することが難しかった。

ヒントはそれが人と熊の物語である点で、そのような純粋な「好き」が存在するとしたら、それはペットよりももっと相互補完的な、人間とは全く異なる生き物との間なら存在するのかもしれない。