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くるみ割り人形

クリスマスなので小林紀子バレエシアターの"くるみ割り人形"を観た。なおいつも通りおっさん一人による鑑賞である。
http://www.nkbt-tokyo.com/perform.html

昔バレエをよく観ていたころは、12月はくるみ割りばっかりでうんざりしていたけど、いまあまり観ない立場となると、くるみ割りくらいは観とこうかなと思うのは興行としては優れているのかもしれない。

くるみ割り観るのは4回目で他は新国立2回とスタダン1回。小林紀子バレエシアターは普通にロシアの話で現代とリンクさせたりしない素直な構成でよかった。

くるみ割りって第一幕はマイム(演技)がかなり長く、その後に一番の演出的見どころである氷の世界。そして第二幕のお菓子の世界は踊りに集中。変な構成だなと以前は思っていたけど、これって子供が見やすいように作った構成なのかもしれない。

ぶっちゃけバレエは初心者にとっては踊りが一番退屈。なんでとにかく前半は子供が出たり、兵隊がネズミと戦ったりするマイムを見せてとりあえずわかりやすい物語を見せる。

ここまで興味が続いたところで、バレエらしい美しさのハイライトでである氷の世界の白いバレエを見せる。最悪ここで飽きて帰っちゃってもハイライトは見られる。

後半は各国の踊りとテクニックバリバリのグラン・パ・ド・ドゥということでバレエ好きの大人も満足。音楽的には第一部の音楽と同じ音楽が多く、耳に慣れたフレーズに踊りが付く楽しみがある。よく考えられているなと。

しかしくるみ割り観るといつもテレプシコーラのネタが思い出されて仕方ない。第二部でそりと逆方向から出たら絶対おかしいだろとか。あと雪の世界を見ると千花ちゃん思い出してつらい。山岸凉子は罪深いと思います。