インドネシア旅行記1: ジョグジャカルタの街

インドネシアジョグジャカルタとバリに行ってきました。

もともと行きたかったのは世界最大の仏教遺跡であるボロブドゥール遺跡で、調べたらブランバナン遺跡もジョグジャカルタから近いということ。実はバリ島についてはそもそもインドネシアにあることすら知りませんでした。地球の歩き方インドネシア編を買って気がついたくらい。

正直バリってリゾートで女子旅と新婚旅行のイメージで、自分のようなおっさんが一人で行くところではないかなと。

最初はジョグジャカルタだけのつもりでしたが、遺跡以外に見るところがあまりなさそう、バリ舞踊は興味ある、そして何より両方行っても差額が35000円程度で意外と安かったこともあり、ジョグジャカルタ2日、バリ2日という日程になりました。

インドネシア専門の旅行会社を使用しましたが、インドネシアと言っても基本バリ専門のようで、ジョグジャカルタメインの客はどう扱っていいかよくわからないという対応に思えました。


ジョグジャカルタで旅行者がメインで使う交通機関はトランスジョグジャというバスになると思います。定額制で先払いなので、旅行者にとっては使いやすいシステムです。難点はバス停を聞き取るのが難しく、路線図にもバス停の名前が載っていないことですが。

とはいえバス停に人がいて、外国人の場合どこに行きたいか聞いて、どのバスにのればいいか教えてくれ、こいつはどこで降りたいか車掌に伝えてくれます。日本だとITでどう解決するかという形になりますが、人ベースのシステムの良さというのを感じました。

トランスジョグジャの路線図をサイトに張ってくれている方がいるので、カラーコピーして持っていくのがいいと思います。乗る回数が少なくても、路線がわかっていると安心感が各段に違います。


ジョグジャカルタの街並みは、ああ東南アジアだなあという感じ。過去に行ったバンコクプノンペンを思い出しました。困ったのが食事で、マリオボロ通りは屋台が非常に多い一方、食堂は外国人向け以外は全くありません。そういえばバンコクでも同じ状態だった…

屋台は日本の旅行者には衛生面で問題があると言われているのもあり、結局外国人向けの食堂とデパートのフードコートで食べました。ここの外国人向けの食堂Legian gardenがインドネシア滞在中で一番うまくて、価格と量的にも良心的だったと思います。もちろん外国人向け価格ですが。


せっかくなのでデパート(マリオボロ・モール)でいろいろ見てみました。関心が偏ってますが

  • 当然高所得者用だと思うが、外国人専用というわけでもない。地元の人っぽい人もたくさんいた
  • ここに限らずあらゆる店がそうだが、値札というものは一切ない
  • ゲーセンがデパートの最上階にある。ナムコが強く、タイムクライシス4、湾岸ミッドナイト4とそれなりに新しいゲームがあった。DDRっぽいダンスゲームもあり、画面でアイドルが踊ってた。JKT48かもしれない(全く知らない)
  • おもちゃ屋にはベイブレード、レゴ、ゾイド、スポンジ弾銃(NERF)なんかがあり、日本とあまり変わらない感じ。ただしゲームは全くない。
  • ケンタッキーが大人気。あとホカ弁の店があった。
  • このデパートではないが、街中にダンキンドーナツが何店舗もあった

次に別のデパート(Ramai Mall)が電気街ビルになってるのでそこも見ました

  • 形式的にはアジアで一般的な小さなカウンター店が集まっている感じ
  • 携帯はSamsung ASUS Lenovo Oppo Coolpad 等
  • PCはASUSLenovo東芝等これも普通な感じ
  • 街ではASUSの看板を見ることが多かった
  • PCゲームを扱っている店が1件。これは海賊版と思われる

携帯についてはバスの中でチェックしたところ以下のような感じ

意外だったのは、いかにもiPhoneパチモノみたいなものを扱っている店がなかった点です。5年ほど前にプノンペンに行ったときはそういう店しかありませんでした。ITについては意外ともう日本と差はないのかもという気がしました。

ゲームについては、ガイドさんの話ではネットカフェでやる若者は結構多いそうです。あとジョグジャカルタでないですがバリ島では"PS3貸します"って看板を数件見ました。外国人用の街じゃなくて完全に地元の村でです。ネットがあるかないかの差なんですかね。

全く遺跡の話をしていないですが、長くなったので次回以降で…