未確認で進行形 11巻

漫画の特定の巻で何か書くというのは今までなかった気もしますが、結構長く読んでる漫画で変わった部分が大きく、思うところがあったので書きます。なおこの文章はオチも主張もないお気持ちだけの文章です。

最初の著者コメントで「11巻からワイドになりました」って書いてあって判型かと思ったら、コマのサイズが変わって1ページ1話になってかなり驚きました。1コマが1:2.5くらいの大きさで、ワイドディスプレイよりさらに横長です。

自分はこの形式の漫画単行本だと始めてなのですが、最近は増えているらしいです。まあスマホで読むときに4コマを1話分と2話分どっちを1画面に出すか問題は確かにあるとは思います。

未確認で進行形は比較的4コマにしては文字が多いというのもあり、文字が多いコマや登場人物が多いコマはおさまりがいいのですが、4コマのオチとかで一人で少ないセリフだと横の空きは気にはなりますね。

良いと思ったのはキャラクターを縦にぶち抜きで描く表現で、イラストがより堪能できることですかね。またP25のこのはの感情の表現は、横の長さを生かしていてかつかなり笑いました。

コマをはみ出した表現ができる一方、コマの余白が余ってしまう可能性もあり、結構漫画家さん的には大変なのではと思います。


ワイドの話はここまでにしてあとは内容のしようもない話です。

これ非常に言いづらいんですが、このは好きとしては、このはの相手が新君というところに正直なんかモヤるものがあります。このはに恋愛展開があるのはいいし、新君いい子ではあるんだけれど、女子高生の相手が小学生なのかという..まあ年の差は4歳ではありますが。

また白夜が髪切ったらメチャさわやかイケメンになってしまい、自分までちょっとドキドキしてしまいました。P109のイケメンぶりがやばい。後の話見ると髪型は戻るみたいですが。小紅は電話の話が良かったです。

10年も連載してると、漫画業界自体もいろいろ変わるわなということで、今後も楽しみに読んでいきたいです。アニメ二期も待ってます。待ってますよ。