これは完全に好みでしかないんですが、自分にとっての理想の日常系って、非現実も部活も趣味も百合もエロも不条理も全くなくて、単に女の子がかわいくて笑えるものなんですよ。
ただ実際そんな特徴のなさが特徴みたいなマンガって、今新規企画としては成立しないよなと。あずまんが、きんモザ、ゆゆ式は理想に近いんですがもう10年くらい前の企画ですし。
"ふりだしにおちる!"はキャッチコピーが良くて"女子高生は、いればいい。"ですよ。すごい。実際内容も鳩ちゃんと友人がキャッキャウフフするだけのコメディです。なんだろう説明できないけど良さしかない。
"先パイがお呼びです!"は一応先輩とマヨちゃんの犬笛を使った関係性がキーになっていたり、ふりだしよりは百合的なとっかかりがある。でもそこはメインではないほのぼの話です。
1巻表紙がちょっとSMぽく見えてしまうので、そこで少し損をしている気がします。自分も表紙でそういう話だと思ってた。
あとむっしゅ先生の絵が非常に好きなんですよね。きらら的な萌え絵も好きなんですが、こういう綺麗な百合っぽい絵がすごく好きです。
そんな両作品ですが両方とも2巻で終わってしまって寂しい。まあお前が1巻出たときに買っていないからだろと言われれば返す言葉もないのですが。わたなれ1巻は今買った。