2021年 良かったもの: 美術編

美術編です。去年観た展覧会は45本でした。ほとんど現代美術ですね。コロナの影響で海外作家の大規模な展覧会がやりにくくなった影響は確実にありそう。

コロナの影響で事前予約制の展覧会が多くなりましたが、去年に比べると減った感じ。事前予約推奨ではあるが、そんなに人が多くないので現地に行けばチケット買える場合も多いです。

今年は東京都現代美術館が良い展覧会が多かったように思います。最近は3フロア全て別の展覧会にすることが多く、内容のレベルも高いのですが、全部別料金なので観ると4000円以上かかってビビります。

Viva Video! 久保田成子

Viva Video! 久保田成子展 - yamak's diary
ストレートなフェミニズムの文脈の展覧会ではないのですが、それでもその文脈で捉えざるを得ないと思う展覧会でした。

梅津庸一展 ポリネーター

梅津庸一展 ポリネーター - yamak's diary
展覧会そのものも面白かったですが、それについて書いた上記の文章を紹介したツイートが、自分にとっては過去ないレベルでRTされて結構ビビりました。

マーク・マンダースの不在

マーク・マンダースの不在 - yamak's diary
インパクト、コンセプト、レイヤーの3つが揃った正しい現代美術の展覧会でした。いろいろ難しいと思いますが、海外作家の大規模な個展も増えて欲しいですね。

千葉正也個展

千葉正也個展 - yamak's diary
現代美術オタクのための美術という感もあるのですが、こういうコンセプトでストレートにやられたと思う展覧会は現代美術らしくて好きです。

阪本トクロウ デイリーライブス

阪本トクロウ デイリーライブス - yamak's diary
上記とは逆に感覚的な意味で共感が非常に強かった展覧会。日常系とは何であるのかというのは自分にとっては今も大事なテーマです。