ニーア オートマタ

良いゲームだとは思うけど、自分はアクションゲームを楽しむにはもうつらいなと思った。

日本的なキャラクターを海外でも受け入れられる感じにうまく落とし込んでいるなあと思う。完全に好みの問題だけど、スクエニの最近のゲームの女性キャラクターは自分はどうも受け入れられないのだけれど、2Bちゃんは素直にかわいい。

自分はやってないけど、前作のニーア ゲシュタルト/レプリカント は主人公の男性キャラを日本向けの細身イケメンと、海外向けのマッチョで分けたらしい。それを思うと、女性クール系主人公のほうが日本でも海外でも受け入れられやすいということか。

あとはやはり独特の世界観ですかね。アートな方向の作家性の強すぎるゲームはゲームとしてはイマイチという感じがあったけど、本作は作家性とゲーム性の両立という意味では理想的なだと思う。

そしてシナリオと、そのためのゲーム的な仕掛けは非常によくできていたと思う。周回前提ではあるが、2周目も結構1周目と違うし、3周目は全く別物。どちらかというと第一部、二部、三部という感じ。ただEエンド最後のあれは、この物語のテーマ上本当に必要なんだっけという気はする。まあ選択したけど。

また意外と遊びやすさ、アクション苦手勢への考慮もかなりしっかりしている。一方で、アクション苦手勢の皆さんもここだけは苦労してねという場所がきちんと用意されており、そのあたりは凄く考えられているなあと感じる。

ただ死亡のペナルティが結構大きく設定されているのは気になった。アイテムを回収する必要があるのもそうだし、なによりセーブポイントからボスまでが結構長い。ボス戦で負けると戻るのが嫌で、オートで乗り切ってしまおう的に思うことが多かった。せめてボス戦から復活なら少しは死んで覚えようかと思うのだが。

正直、自分はアクションがものすごく苦手で、結果としてバトルが単調になってつらかった。もちろんオートだと勝てはするけど、それで楽しいかと言われると微妙。だからといって真面目にアクションするのもめんどくさい年齢になってしまった。

意外と一番楽しめたのは射撃が上固定のシューティングかもしれない。操作が単純なので。シューティング評判悪いみたいだけど、そういう意味では良かったのかも。