のんのんびより

自分は日常系は好きなのですが、実はほのぼのエピソードだけの物語は好きではないんですよ。あくまでギャグがメインであってほしい。

その点ではのんのんびよりは結構微妙な気もするけど、アニメも最後まで楽しく見られたし、漫画も最新刊まで読んでます。映画ももちろん見ました。

のんのんびよりはギャグ回とほのぼの回のバランスがいいです。ほのぼの回であってもれんちょんが出てくるだけでどこかギャグ要素が出てくる。

またほのぼの回のシナリオが良くできていて、特にれんちょんと夏海の関係は、両方がギャグ回ではボケ役だからこそいいものがあるのかもしれないです。はらたいらさんの話とか本当にいい話ですよね。

しかしこのほのぼのした物語における何か不穏な最大のポイント。それは蛍ちゃんのかわいさですよね。蛍ちゃんは小学5年生でありながら、見た目も会話も高校生レベル。

そしてこういうストレートな黒髪お嬢様ヒロインが自分大好きなんですよ..この気持ちは小学5年生に対して抱いていい気持なのだろうかという罪悪感を感じざるを得ない。

でもよく考えたら40代のおっさんが好きな相手が高校生だろうと小学生だろうとロリコンであることには全く変わらないですね。ああよかった。いいのか。

話を変えると、アニメでは二期が「りぴーと」だったのが構造的に面白いと思いました。アニメの二期というのは、続きをやってしまうと一期から観てないと面白くなかったり、説明パートを入れたりする必要がある。

のんのんびよりは季節はあるけど進級はしない構造です。そこで蛍の入学からを別の世界線の物語のように再度構成して一期と同じように1クールで1年を描くいうのは、二期から観た人にも全く違和感なく楽しめる面白い仕掛けだと思いました。

三期も制作決定ということで楽しみに待ちたいです。個人的には小鞠ちゃんが毎回子供っぽさをいじられる役なのが不憫で、ちゃんとお姉さんとして認められてどや顔する回が欲しいなあ..