閃の軌跡 キャラクターコメント: 敵編

閃の軌跡4全体的な感想は以下に書いてるので、ネタバレ有りで各キャラクターについて個人的な思いを書いています。
閃の軌跡4 - yamak's diary

最後は閃の軌跡敵側です。人が多すぎるので、オズボーン以外は組織ごとにまとめています。

ギリアス・オズボーン

やはりこの人のシナリオ上の位置取りは良くできていると思います。特に12の辺りの善悪みたいなものがはっきりしないあたりがうまい。

現実において完全な悪人というのはあまりいないと思うんですよ。自分の立場との違いのようなものはあっても。軌跡シリーズにおいては善人だと思っていた人が実はというのは定番ですが、物語としては面白いけどそこまで単純でもない。

中央政府と地方貴族の対立というのはどの国でもあることで、そこに対して中央政府がある種強引であっても、結果としては良かったとされることも多かったわけです。12の頃はそのあたりは結構繊細に描かれていた。

"呪い"が3以降で出てきてからは割と明確に敵として描かれますが、そういうどっちになるかわからない感を常に保持できたという点は、閃の軌跡のシナリオにおいて素直に評価できる点ではないかと思います。

最後に死んだ妻を生き返らせるのが目的だったとか言い出さないかと割と本気で心配してましたが、そういう展開にならなくて本当に良かったです。

鉄血の子供たち

クレア、ミリアム、アルティナは別で語ったので、残りはレクターとルーファスですかね。

レクターは終始食えない感じでしたね。ルーファスはいい意味でちゃんと悪役をしてくれるというか、リアンヌの際はむしろ改心する悪役ばかりの中、よく憎まれ役をやってくれたとすら思いました。

帝国解放戦線

閃の軌跡全編を通したキャラクターなので彼らも触れないわけにはいかないです。彼らの特徴は「ちゃんと普通に死んだ」ということに尽きると思います。あれだけ毎回戦ってるのに絶対に死人がでないという謎展開の中、ちゃんと死んだことが貴重です。

ギデオンって結局最後どうなったんだっけ? 零碧で出てきたからああいう扱いなのだと思うのですが、完全に忘却していました。

西風の旅団

みんなフィーが好きすぎると思いました。以上。

アリアンロードと鉄機隊

アリアンロードはシリーズ通した登場人物という意味では、最も物語に影響のあった人物なのかなと。しかしリアンヌは結局ドライケルスを見守る以外にあまり何もできていないんだよな。

デュバリイについては別に書きました。
閃の軌跡 キャラクターコメント: 最愛キャラ編 - yamak's diary

エンネア、アイネスはキャラクターとしてはアリアンロードとデュバリイに対して地味ですが、バトル上の敵としてはかなり厄介でした。こいつら自動回復速度が速すぎるうえ、絶対防御を簡単に貼って来るからね。最後はアーツの即時発動オーダーで叩き込みまくるしかなかった。正直アリアンロードよりも倒すのに苦労しました。

結社

正直こいつらが味方になるときは、なんでなったのか毎回よくわかりません。特にブルフランは今回さっぱりわからんかったです。単にヴィータが好きとか。

ベルとカンパネルラはいかにもい悪役って感じで非常にいいですね。マクバーンも厨二っぽい感じがいいです。

しかし最後の結社イベント見ると、第一柱以外はとりあえずこれで全部出たことになるんですかね。まあ後付けの設定でいくらでも増やせそうですが、残ってる人もうあまり多くないような気がします。