閃の軌跡 キャラクターコメント: 最愛キャラ編

閃の軌跡4全体的な感想は以下に書いてるので、ネタバレ有りで各キャラクターについて個人的な思いを書いています。
閃の軌跡4 - yamak's diary

まずは特に思い入れの強いミュゼ、トワ、クレア、デュバリィの4名について。

ミュゼ

3からの参加キャラでありながら、最も思い入れの強い新旧七組キャラはミュゼですね。

閃の軌跡は良くも悪くもハーレムゲームなわけです。正直女性キャラがすぐにデレてしまって味気ない。だから最初からあからさまにデレデレで、だけど教師と生徒という関係なのでそこに応えることはできないという関係のほうが面白いという点があります。

まだミュゼだけは、かなり長い間リィンにとっても底知れない相手というポジションを保っている。そういう点も好きなところです。発言も食えないキャラなんですがそこがいい。

単純に自分がゆるふわでボケられるお嬢様キャラが大好きすぎるというのもありますけどね。エセフワでいいじゃないですか。それでいてお風呂イベントとかプライベートビーチイベントとか無茶苦茶エロいですよね。最高です。

着せ替えとか自分はあまりしないのですが、ミュゼだけは服をいろいろ変えていました。最終的には聖アストライア女学院でエンディングまで行ってしまいました。

デフォルトの服も嫌いというわけではないのですが、胸の部分だけが色の違う服はストレートにエロに走りすぎて自分はあまり好きではないのです。そこはなんか微妙なところではあるのですが。

恋愛イベントもミュゼを選んだのですが、実はトワ先輩と悩んで、両方のイベントを見た後で最終的にミュゼを選択しました。ここは面白いところで、プレイヤーとしての自分は間違いなくミュゼなのです。

しかしリィンというキャラクターとしては、教師と生徒の恋愛関係に入ることはあり得ないのではないかという葛藤があった。告白イベントも結構これまでのリィン教官のイメージと違いましたし。

割と悩んだ結果ですが、プレイヤーとしての自分が後悔しないであろう選択をすることにしました。もう一人があまり出番のないトワ先輩だったというのもあります。やはり常にパーティメンバとして行動するほうが愛着は出てきます。

バトルにおいても強いアーツメンバとして常連で活躍していました。自分はこのゲームはアーツがメインだと思っているので、ミュゼ、アルティナ、エリオット、エマの4名には絶対の信頼を置いていました。それもミュゼが好きな理由に入りますね。

まあ4においては、千の陽炎作戦の立案者という責任ある立場になっていながら、あっさりパンタグリュエルを降りてしまったのはどうなのかと思いましたが。

千の陽炎も思わせぶったわりには結局総力戦でしたし。まあ至宝の力とかなければ普通それしかないんですけど。3章以降はほとんどシナリオ上の出番もなかったのは残念ですね。

とはいえ最後までミュゼ推しではありました。やっぱりちょっと影があってかわいいみたいなのは男性にロマンを感じさせますよね。

トワ先輩

七組ではないものの1からの学園側常連メンバで最も好きなのはトワ先輩です。背が小さい先輩キャラというのはもう鉄板でかわいいに決まっています。3で同僚という関係で出番が増えたのは本当にうれしかった。

一方でかつての同窓生がことごとく敵側に移っていく過程を見せられるつらい側面を背負ったキャラでもあります。最終的にはみんな帰ってきて本当に良かった。

先にも書きましたが、恋愛イベントで悩んだのはミュゼともう一人はトワ先輩でした。リイン君というキャラクターが教師としての日常で一番素直に恋愛関係を築けるのは、やはりトワ先輩なのではないかと思うんですよね。

個人的にも軌跡キャラで結婚するならトワ先輩一択だと思います。

クレア少佐

シリーズ中一番憧れと心配の交わる複雑な感情を抱いたのはクレア少佐ですね。

最初は単純にツンツンな天才お姉さんキャラでこれはエロいという感じだったのですが。3以降は敵に回るのに毎回つらそうというなんとも重いキャラでした。

正直自分はクレア少佐は、オズボーンに騙されているのだと思っていて、最後にオズボーンが倒された後は我に返って、TMPとは別の道を歩むと信じきっていました。

しかし実際は違った。もちろんその過去については詳細に語られているのですが、クレア少佐は本当にオズボーンに強い恩義を感じており、最後までそこに対する感謝を忘れず、TMPという責任からも逃げなかった。

自分はこの点はかなり意外で、そして感銘を受けたんですよ。

もちろん恩義を感じた相手であり、組織の命令であっても、人として自身が納得できないことであれば、そこは何らかの決断をすべきではないかという気持ちはある。

ただその一方で、それでも一つの筋を通すやりかたに、自分はクレア少佐を単なる「かわいそうな女性」として見ていたのだという事実に気が付きました。

クレア少佐をプレイアブルで使える期間は少なかったですが、2では絆イベントも含めていろいろ関係が作れたのは楽しかったです。私服もかわいいし、最後のボディスーツもエロい感じでよい。

3では少しリィンにデレましたが、あくまでクレア少佐は憧れのお姉さんでいて欲しいですね。

恩義を返すために生きるのではなく、自身の幸せのために生きて欲しい。いい相手を見つけたら恋愛して結婚もしてほしい。軌跡キャラ幸せになって欲しいランキングではトップだと思います。

デュバリィ

零碧からの屈指のボケキャラが、4でまさかここまで重要キャラになろうとは。

軌跡シリーズは基本みんな真面目なんですよ。自分はギャグ寄りの日常系アニメが好きなんですが、そういう作品に出てくる徹底したボケキャラみたいなのがいないんですよね。

そこに現れたのが鉄機隊筆頭デュバリイちゃん。本人はいたって真面目なはずが、イキりボケで味方も敵も戦闘前のやり取りで大抵苦笑状態になるという大変愛すべきキャラです。

そんなみんなの愛されデュバリイちゃんが、なんか主に疑問を持って鉄機隊を抜けて味方側に来ることに。プレイアブルキャラとしてプリズムキャリパー打ち放題です。これは熱い。

とはいえ味方側に付いてからは、ボケが敵に対する挑発からのボケだったことからボケキャラとしての魅力は薄れました。しかしながら別の属性、そう百合属性がついてしまったのです。

第三章のデュバリィ-アリアンロード間のやり取りは、百合勢にとっては最も尊い展開と言えるのではないでしょうか。ボケキャラの重い百合というのはもう鉄板なのですよ。わかっている。

正直相克全体的にあまり感動とかなかったんですが、この百合展開だけは本当に良かったです。

ちなみにバトルでは凄く強いというわけではないんですが、クラフトが全部CP消費40で安定して使えるのが魅力でした。アリアンロード戦も最後はデュバリィちゃんに決めてもらいました。

個人的にはデュバリィちゃん主人公の「それゆけ! デュバリィちゃん」みたいな雑なノリの鉄機隊とアリアンロードの日常系4コマ読みたいです。

そんなものは自分で描けって? アイネスとエンネアのギャグ的なキャラクター付けさえできれば絵は描けないけどネームはできる気がしてきたぞ。描かないと思うけど。