BLUE REFLECTION SUNとソシャゲのイラスト

ブルリフSを1週間やってみた。岸田メル完全監修ということもあり、イラストが大事にされているゲームだと思う。

リリース当初は男性主人公のショックが大きすぎてチュートリアルまでしかやっていなかった。とはいえ岸田メルキャラがものすごく可愛いのは気になっており、もうそこはあきらめて進めたら意外とゲームとしても面白い。しばらくは楽しくやれそうだ。

本作の面白いのは主人公以外の人物としてのキャラクターが8人しかいないことだと思う。まだリリース後3ヶ月だから後から増える可能性もあるし、ゲストキャラ的に既に他のブルリフの主人公が参加することは確定している。でも今のところメインは8人しかない。

ガチャのシステム的にはキャラはレアリティ別で、同一レアリティで同一人物でも服装違いは別キャラ扱い。キャラとは別にメモリアルカードというものがありこれが装備できる。これとの闇鍋ガチャという感じ。

メインストーリーも1週間以内に進められる2章で全てのキャラがでてくる。ソシャゲにおける自分の最も大きな不満点は、バトルに使うキャラとストーリーに出てくるキャラが全く異なることで、キャラに対する思い入れができない点だった。この点が解決されているのは素晴らしい。

本作のシステムで感心したのは、メモリアルカードのイラストをホーム画面に設定できること。ちなみに本作は3Dモデルも非常によくできており、デフォルトは3Dキャラがホーム画面である。しかし3Dモデルだけでなく、メモリアルカードを設定することもできる。

キャライベントのイベントスチルをホームに設定できるのはブルアカがあるが、ガチャで排出される装備イラストがここまで大切にされているゲームはあまりないのではないだろうか。

ソシャゲにおけるイラストというのは保存されてたまに観られるものでしかなかった。イラストの価値というのは保存されることではなく、観られることである。ホーム画面という一等地に置かれて常に観られることが、イラストとして望ましい姿なのではないだろうか。