閃の軌跡 キャラクターコメント: 旧七組編

閃の軌跡4全体的な感想は以下に書いてるので、ネタバレ有りで各キャラクターについて個人的な思いを書いています。
閃の軌跡4 - yamak's diary

こちらは旧七組についてです。

アリサ

一応メインヒロインのはずなんですが、今一つ自分はピンと来ないんですよね。まあ人気投票ではちゃんとメインヒロインにふさわしい人気があるようなのでいいのですが。

金髪ツインテツンデレという鉄板属性を引っ提げて登場したのですが、デレるまでが早いので結局デレるだけのキャラになったというか。

とはいえ家族の設定としては最も重い設定のキャラクターであり、親しい人が皆敵側に行ってしまうという中で、自身の役割をしっかり果たそうとする非常にいい子ではあります。

ハーレムものというゲームシステムなので、決定的にリインとの関係をつくることができない中で、ミュゼやアルフィンのようなあからさまな好意を見せるのではなく、あくまで控えめに好意を見せるところは結構いじらしい部分もあります。

アリサを裏切って他の女性を選ぶことには、少し悪い気持ちになったのも確かです。確か閃の軌跡2では自分はアリサを選んだ気がしますね。

バトルではアーツ主体ではありますが、エマやエリオットと比べると火力不足もあり、あまり使わなかったですね。

ラウラ

恋愛相手というよき鍛錬の相手という感じ。大きなポニテは結構かわいいはずなのですが、あの話し方がなんか女子として見るには興をそぐんですよね。父親があれなことになったときはさすがにちょっとかわいそうになりました。

学園パートでは水泳部ということで一番水着が多いしスタイルも抜群なのですが、アスリートという感じでエロさはないですよね。まあそこがむしろそそる人もいそうですが。

バトルでは信頼できる物理系として役に立ってくれたのですが、CPチートできるクラフトがないので、Sクラフト打つまでに時間がかかるのが難点ですね。

フィー

旧七組におけるクール無口系キャラ。これも鉄板で人気がある系統ですが、自分はあまりピンと来ないですね。でも12のころは鋭いツッコミ役だった気がします。西風の旅団メンバに本当に愛されているのが良かったです。

バトルは物理系ですが、HPの少なさからあまり使わず。回避つけまくるキャラなのだと思います。

エマ

物語を進めるという意味では全員の中でリインの次に重要なキャラクター。それなのにやっぱり地味ではあります。

眼鏡巨乳委員長というこれも超鉄板設定。自分は好きです。ええ好きですとも。1では相手にエマを選びました。しかしながら今一つ魅力に欠ける感じがするのは、やはり良い子過ぎるからなのか。

4でトレードマークの眼鏡を外したのは、もともと伊達だったという物語内の理由は別として、制作側に何かの意図があったはずで気にはなります。重要人物なのに人気がないのでテコ入れ的な意味もあったのかな。

4ではエマも恋愛イベント進めたのですが、怪しいおまじないや薬を使ってリイン君の心に入ろうとするイベントばかりで若干引きました。むしろこういうヤンデレ感を出してもらったほうが、親しみやすいキャラクターになったかもしれないです。

しかし12の頃は梯子やダクトで乳ネタ、スカートネタが毎回あるのでちょっとどうかと思いましたよ。毎回その被害にあっていたのがエマですね。男性ハーレムものとはいえ軌跡は女性のファンもそれなりにいるのに。さすがに34ではなくなって安心しました。

バトルでは最も安心して使えるアーツ役の一人。34のSクラフトの絶対反射もここぞというときに使えて、信頼してバトルを任せられる。パーティ分散時も、自分の中ではリーダー的扱いでした。

エリオット

楽器演奏というわかりやすい特技があるので、いろんな場面で活躍できたキャラという印象。やはり音楽は強いですね。

しかしエリオットはとにかくバトルでの安心感が別格でした。アーツの火力もさることながら、クラフトも凄くて12での防御+ターン回復や、Sクラフトでの全員完全復活回復の強力さたるや。本当にエリオットには何度助けられたかという感じです。

ガイウス

信頼して場を任せられる男と言えばガイウス。

ガイウスはなによりバトルでのCPチートでしょう。HPを削ってCP80上げることで少なくとも2ターンに1回Sクラフトが打てるという便利さは革命的でした。それ以外のキャラを完全に使わなくなるくらいに。

しかし3ではCPを増やすクラフトがあるが、かなり後半で覚醒するまでSクラフトが旧七組キャラで唯一使用できないという縛りに遭うことに。この期間はなかなかもどかしかったですね。

物語的には旧七組では最も出世したキャラではあるのですが、そこに感動とかあるのかと言われるとあまりなかったような。

ユーシス

ある意味一番の意外な展開を見せてくれたのがユーシス。言うまでもなくユーシス-ミリアムの関係です。12でそこまで仲良かったっけ?

これもハーレム展開の影響かもしれず、ミリアムについては展開上4ではハーレム選択肢に入れられないことが分かっていたので、結果として旧七組内唯一のシナリオ内カップルになったというか。

ユーシスは女子には人気ありそうで、変に正統派美少女とくっつくと不満を持つ人もいるでしょうが、ミリアムであれば問題ないかなという点もありそうです。

シナリオ的には家の話で最も揉めているのが彼でかなりの苦労人。最初の頃はマキアスと仲悪かったのが懐かしいですね。

バトルでは中途半端で使いどころが難しいのですが、人がいなくて使わざるをえない場面で、思わず最後にSクラフトで決めてくれたりもしました。

マキアス

旧七組中最も地味なキャラと言っていいマキアス。就職先も司法監察院とやたら地味です。正直地味すぎて思い出のあるエピソードが何もないです。最初はユーシスと仲悪かったなくらい。結局親のレーグニッツ知事とのコネが一番役にたった感があります。

バトルではユーシスとともに中途半端コンビなのですが、リンクアビリティにEP回復があったり、クラフトでEP回復できたり、分割パーティではEP供給役として結構役に立ちました。本人のEPすぐなくなってしまいますが。

クロウ

死んだり生き返ったり忙しい人でした。

2の最後が最大の見せ場だったように思います。オズボーンもそうですが結局復活してしまったことで、死ぬ展開の深刻さを全くなくしてしまったことも確か。3の最後とかもこのメンバーだったらどうせ復活するだろう感しかなかったし。

4で戻ってきてから3の過去を自分で黒歴史呼ばわりするのはちょっと笑いました。4の最後は復活しない展開もありなのではないかと思いましたが、やはりそこは戻ってこそのハッピーエンドなのだなと。

バトルではあまり特徴はないが信頼できる物理役というか。機神戦で一緒に戦ったことのほうが思い出深いですね。やっぱり2の最後の戦いが本当に良かった。

ミリアム

シナリオ上の意外な最重要人物という意味では彼もでしょう。3の最後はそれなりに衝撃でした。

ミリアムはキャラとしては正直ウザい感じがします。ただそれだけに展開は重く、特にクレア少佐に深い心の傷を負わせたのは彼だからこそという感じがします。

バトルでは防御系が強かった気がしますが、あまり使った覚えがなく。