メキシコ旅行記: メキシコシティ編

だいぶ経ってしまいましたがメキシコ旅行の続きです。

グアナファトからメキシコシティまでは高速バスで5時間くらいです。メキシコシティの観光の中心はソカロという広場なんですが、ここが壮絶でした。見渡す限りおみやげ売りの露天商のテントで敷き詰められています…どんな国でも観光の中心となる広場はあるのですが、これは初めてで呆気にとられました。とりあえずメトロポリタン・カテドラルという教会に入って一息つきます。

そして、そのすぐそばにテンプロ・マヨールという遺跡があります。本当に街のど真ん中にあります。それというのも、もともとアステカ文明の神殿があったところを、あえてそれを壊して、そこにキリスト教の教会を建てたわけです。1913年までは遺跡があることに気がついていなかったそうです。

次にメキシコ壁画運動の壁画を観ようと思ったのですが、国立宮殿と文部省は普通に現在も使用している施設なので、見学はできるはずなのですが、入り口でどう説明したらいいのかわからず、結局入れませんでした。この辺行く人はちゃんと調べた方がいいと思います。サンイルデフォンソ学院だけは入れました。ここはよく写真を見るとわかりますが、1-3階まで全て壁画が書かれています。

あとはさくっと美術館、博物館系の紹介です。
ここはベジャス・アルデス宮殿で、宮殿といってるけど今は劇場です。ここも壁画が有名で、小さい美術館もあります。

ここが国立民俗学博物館。メキシコの古代美術の殿堂です。真面目に見ると丸1日かかると思います。自分は時間がなくて半分くらいしか観られませんでしたが、それでも十分凄さはわかりました。

ここが近代美術館で、フリーダ・カーロの作品が観られるはずだったのですが、何故か自分の行ったときは、メキシコ近代絵画の巨匠の作品は全くなく、現代美術の企画展しかやってませんでした。料金も何故かタダでした。謎です。そして残念でした…理由はいまだによくわかりません。

ここはチャペルテベック城というところで、昔の城で、一時は大統領公邸だったらしいです。今ではメキシコの近代史をわかりやすく説明した、東京江戸博物館みたいなところになっています。結構人気あるみたいでした。国立民俗学博物館と同じ公園内にあり、植民地以前は国立民俗学博物館、植民地以降はチャペルテベック城となります。大統領公邸だった頃の部屋がいくつかそのまま残っています。