劇場版スタァライト オーケストラコンサート

すごい感動したということを書くだけで、考察とか何もないです。

劇場版スタァライト観た後でだれもが「これ絶対レヴュー曲全曲ライブやるだろ」と思うと思うんですよ。アニメ版のレヴュー曲もやってるし。

それでBD発売後のライブイベントが「オーケストラコンサート」と聞いたとき、正直「なんでレビュー曲ライブじゃないの」と思った人結構いるのではと思うんですよ。

コンサートに九九組がゲストとして出ることは最初から明かされていて、途中で「コンサート内楽曲の一部歌唱」と追記されたので、少なくとも「私たちはもう舞台の上」は歌うだろう。特典のスコアシートが「再生讃美曲」「星のダイアローグ」だからこの2つで3曲かなと思うじゃないですか。

まさかレヴュー曲全曲オーケストラ + 生歌という凄いコンサートになろうとは。


もちろん自分は生オケ自体も楽しみではありました。自分は好きなアニメのサントラは結構買う方です。特に日常系アニメのサントラは、朝起きて作業しながら流しておくのにちょうどいいんですよね。スタァライトのサントラももちろんアニメ版も劇場版も買ってます。


コンサートは全員歌唱のロンド・ロンド・ロンドのED「再生讃美曲」から始まり、劇場版そのままの順序で楽曲を演奏していきます。あのオープニングを生オケの迫力で聞けるだけで感動してしまいます。

劇場版スタァライトは元々オーケストラ編成の曲がほとんどなので、オーケストラ用のアレンジ曲がほとんどないのです。だから劇場版の曲が本当にそのままオケで聞けてしまう。

オケコン用の特別アレンジ曲は前半の最後の曲だけだったのではないでしょうか。劇場版の曲だけでやってしまうと、前半の最後が盛り上がらないのでこの構成になったのではと思います。

自分はレヴュー曲がどうなるかは結構気になってました。レヴューは歌もありますが、ギターとかのバンドサウンドが強いものが結構多いので。

あと自分はちょっと変わってるかもしれないのが、コンサートだと基本目を閉じて音に集中します。いやオーケストラ観てもしかたないので。

今回も映像やライト演出もありましたが、いつも通り目を閉じて聞いてました。訓練された劇ス民なので楽曲を聞けば映像とセリフは脳内に再生できるのです。

そんなわけで wi(l)d-screen-baroqueに入って、ギターはそのままやるのか。でもこれは生ギターじゃないかもと思いながら聞いていて..あれ歌が入ってるんだけど..と思ってスクリーン観たら大場なな役の小泉さんが生で歌ってた時の衝撃たるや。


レヴュー曲は全て素晴らしかったのですが、やはりオーケストラ向きの曲とそうでない曲はあるなというのは正直なところ。MEDAL SUZDAL PANIC◎〇●はは曲の転換がかなり大変そうでした。

その意味でもっともオーケストラ映えするのが真矢クロの「美しき人 或いは其れは」ですね。富田さんの別格の歌唱力も伴って、オケコンの良さを最も生かせたのではないかと思います。

あとは劇場版の流れに従って「スーパー スタァ スペクタクル」やって「私たちはもう舞台の上」。劇スはもうこの流れのカタルシスが本当に凄いと思います。最後に全員挨拶後に「星のダイアローグ」やって終了。アンコールはなし。

コロナの問題もあってかと思いますが、あのアンコールのための茶番が正直ずっと好きでなかったので、アンコールなしというのはむしろ良かったと思います。


演奏は前半後半それぞれ1時間くらいだったように思うのですが、演奏中は最初から最後までずっと感極まってました。いや普通の映画とかだと、感情が盛り上がるところと、そうでないところがあると思うのですが、そういうのなくずっと感動していた。泣きすぎてマスクが正直やばい感じでした。

石動双葉役の生田さんがコロナ感染で出演できずとか結構洒落にならないレベルで大変な状態で、空席もそこそこある状態でした。運営は非常に注意して行われていたと思いますが、全席入りだったのでそこそこ密度は高く、自分も今後はちょっと注意しようと思います。

それでもこの体験ができたことは本当に良かった。スタァライト民で良かった。